LightwaveのLscriptによる不連続UV編集(2)

以前紹介したUV編集プラグインに PolyUVFitを追加しました。
このプラグインを実行するとこのようなウィンドウが開くので、Fitと Alignを選んでOkボタンを押して使用します。
UV座標が0から1の幅になるように拡大、縮小します 。

それぞれがどのような効果になるかはScaleの値を参考にしてください。
alignはUVの原点(0,0)に移動させたくない場合にLeft Bottom以外を選択してください。

その他のプラグインについてはポイント選択による操作対象をフィルタする機能を削除しました。
今回のプラグインと一緒に入れてあります。

プラグインファイルはこちら

■共通的な使い方
このプラグインはUVビューで選択しているポリゴンのUVを操作します。
何も選択していない場合は UVビュー 全体を対象とします。

【Lightwave】UVMapをSVGファイルに出力するプラグイン

以前作ったUV編集プラグインがUV座標を取得できていたので、SVGファイルに出力できそうでしたので作ってみました。

プラグインファイルはこちら

このプラグインはLightwaveのモデラーで作成したUVマップをSVG形式のファイルで出力します。
下記の機能もあります。
・選択したポリゴンのみ出力
・ColorMapを作成すればそれぞれのポリゴンを指定した色で出力
・UDIMへの対応としてUVの出力位置の指定

■使い方
1、TextureMapを作成して、それを選択します。
2、出力したいポリゴンを選択します。(未選択の時は全部が対象になります)
3、UVtoSVGOutputプラグインを実行します。
実行するとウィンドウが開くので色やUV位置等を設定します。
4、次にファイルダイアログが表示され、ファイル名を決めて保存します。
5、SVGファイルはWebブラウザ、または対応しているソフトでご使用ください。
※ポリゴン数が多いと読み込めずにフリーズするソフトもありましたのでご注意ください。

■補足
色 はポリゴンの最初の頂点が持っている色情報を元に出力します。
ColorMapが無かったり、色情報を持っていないポリゴンは設定ウィンドウのNo Map Colorで指定した色で出力します。
色を変えたいポリゴンのポイントが結合している場合は分離すると確実に色を指定できます。
分離させたくない場合の対策として、出力されるSVGファイルの構造は単純ですので直接テキストを編集するのも検討してみてください。

【LightWave】スケルゴンのウェイト設定用Pythonプラグイン

このプラグインはGenomaを使用してモデルをウェイトマップ込みで設定したい場合を想定して作成しました。
3rd Powers様のPaint Weightsプラグインにボーン名のウェイトマップを自動作成する便利な機能があるので、 その後モデラーに戻ってウェイトマップをスケルゴンに設定するという作業を簡単にします。
プラグインは2つでそれぞれ以下の動作をします。

AssignWMapSkelegon.py
選択しているスケルゴンに同じ名前のウェイトマップが存在していたらそのウェイトマップを割り当てます。

ChangeWeightGenoma.py
選択しているスケルゴンのGenomaのウェイト関連の設定を一括で変更します。
(スケルゴンにGenomaのデフォルトタグを設定しておいてください)

ダウンロードはこちら

このプラグインはLightwave 2015以上で動作します。
このプラグインは無保証です。
このプラグインの使用を通して生じたいかなる損害、不利益に対しても、制作者は責任を負わないものとします。
再配布、改造などは自由に行ってください。

初めてPythonで プラグインを 作成しましたが本当に情報が少なく、かなり苦労しました。
本プラグイン作成に当たって Hand to Mouse.様のblogを大変参考にさせていただき、なんとか完成させることができました。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました!!

LightwaveのLscriptによる不連続UV編集

以前Twitterで公開していたLightwaveのプラグインを置いておきます。
LightwaveでUV編集がやりにくいので数値入力できるものを作ってみたのですが、少し中途半端なものになりました。
Lscriptを調べてみたところ、非連続UVのポイントを選択している状態を取得する方法がわからず、詳しく説明すると

  1. Lscriptではモデル空間上のポイントID+ポリゴンIDの組み合わせで非連続UVのポイント座標を取得と設定はできる。
  2. UVマップで選択したポイントからはモデル空間上のポイントIDが渡されている。

という理由から1ポリゴン+1ポイントで操作する場合は問題ないですが、
多ポリゴン+多ポイントになるとUVマップで選択したポイントにモデル空間で同じポイントのIDが含まれてくるので、意図しないポイントが操作対象になります。
(UVマップ上で選択しても同じモデル空間のポイントが一緒に動く)

今回作ったプラグインはポリゴン選択のみの操作には使えるはずです。
ポリゴン+ポイントの選択はおまけ機能と思ってください。

今回作ったプラグインはこちら

そのうち、作り方がわかったら修正したいです。
詳しい方いましたら教えていただけると嬉しいです。

■下記補足

  • UVのポイント操作は標準で入っている「UV値変換」がおすすめです。
    (こちらは逆に非連続UVのポリゴン選択の操作がダメ)
  • UVのポリゴン選択に「Select UV Island」と一緒に使うと便利です。